桃の収穫時期は7月中旬〜8月中旬です。桃が最も美味しく熟す期間は1〜2週間と短い間です。
収穫時期は近付くと甘く芳醇な香りがっふわ〜っと辺り一面にただよってきます。
西岡農園では
1.蕾の頃
2.実の付き始めの頃
3.実がゴルフボール大になった頃、と3回にわたって“まびき”を行います。
“まびき”を行うことによって収穫できる量は
はじめの蕾の量の約3%程度になります。
木1本あたりに生る桃の量を減らすことによって、1つ1つの桃が大きく甘〜くなります。
桃作りでは日光を十分に当てることが大事になります。
甘く美味しく芳醇な香りの桃に育てるには日光がかかせません。
そのため、日当たりを考えて冬の間に枝を剪定する必要があります。
また、次の栽培を考え、果実の収穫前後にも剪定を行います。
さらに、桃の収穫1週間前になったら色づきを良くするために反射シートを地面に敷きます。
2013年桃の収穫直前に土砂くずれで害虫よけのネットをかける鉄骨が壊れました。
このネットがなければ清水白桃が熟してくると、ほとんどの実が害虫に刺されて商品になりません。
なんとか収穫に間に合いました。
桃の旬は7月〜8月と真夏のため、収穫は夜が明けた頃を見計らい行います。
これは少しでも気温の低い時間帯に行うことによって、桃が傷まないようにするためです。
収穫の際は桃を赤ちゃんを扱うように丁寧に行い、色・張り・固さを見て適熟のものを収穫します。